浜松は徳川家康が壮年期を過ごした街。浜松には城内・城下ルートと合戦ルートの2つの”家康の散歩道”が観光ルートとして用意されています。今回は城内・城下ルートを歩いてみます。

城内・城下ルートは浜松城が起点で番号が振られていますが、浜松駅を起点にしても周りやすいコースになっています。まずは浜松駅からスタートです。

浜松市復興記念館
浜松駅から浜松城方面に歩いて行く途中にある復興記念館は無料で入場できる施設。浜松は空襲によって昔からの建造物は大半が焼失してしまっています。復興記念館では戦災からの復興の様子を見ることができます。


五社神社 諏訪神社
五社神社はもともと浜松城内に祀られていたものが、2代将軍秀忠の産土神として家康の命で現在の地へ、また諏訪神社は3代将軍家光の命で現在の地へと遷座した神社。子守子育ての神として信仰されています。


浜松秋葉神社
家康が浜松の裏鬼門として秋葉山から勧請したと伝わる浜松秋葉神社。境内には家康の長女亀姫を正室とした奥平信昌の屋敷があったと伝わっています。


浜松城出丸跡
秋葉神社から浜松城へ向かう途中には浜松城の出丸跡があります。この出丸を鳥居曲輪と記した絵図が知られていて、鳥居元忠が守備していたと考えられています。

家康公鎧掛松
三方ヶ原の戦いに敗れて逃げ帰ってきた家康が鎧を掛けたとされる松。現代は3代目の松だそうです。


浜松城
もとは今川氏家臣の飯尾氏の居城だった引間城を拡張して築城された浜松城は、1570年に家康が居城とし、壮年期を過ごしたお城。天守は復元されたものですが野面積みの石垣は戦国時代そのままの姿で残っていると考えられています。








うなぎめし
浜松と言えばやはりうなぎめし。旧引馬城跡にある元城町東照宮の近くに新角といううなぎ屋さんがあるのでそちらでお昼をいただきます。

元城町東照宮
浜松城の前身にあたる引馬城跡には現在元城町東照宮があります。家康はもとより、織田家に仕える以前の足軽時代の秀吉も当時の主君松下之綱のしたがってここを訪れたそうな。



椿姫観音
椿姫というとオペラ好きはヴェルディのオペラを想像してしまいますが、ここでは引馬城主飯尾乗連の室で夫の死後引馬城主を継ぐも徳川勢との戦で命を落としたお田鶴の方のことを指します。母同士が義理の姉妹であった家康の正室築山御前が彼女の死を悼んで100株余りの椿を植えたと伝わっておりこれが椿姫の由来となっています。

浜松八幡宮
三方ヶ原の戦いから逃げ戻った家康が大楠の洞に逃げ込んで身を隠していたところ突然雲が立ち上がり神霊が白馬にまたがって浜松城へ飛び立ったとの言い伝えがある浜松八幡宮。伝説の楠は今でも立派に立っています。






徳川秀忠公誕生の井戸
秀忠誕生の際に産湯としてこの辺りに井戸水が使われたとの言い伝えから作られた井戸。よって仮にこの辺りに井戸水が使われていたのだとしてもこの井戸そのものが使用されたものというわけではないようです。

遠江分器稲荷神社
本田忠勝の屋敷が近くにあったと伝わる遠江分器稲荷神社は、家康が浜松に入った1568年に創建されたと伝わる神社。



家康の散歩道 城内・城下ルートは、半日くらいかけてのんびりと歩くのにちょうどよい距離。このまま浜松駅へ戻っても良いのですが、浜松は楽器の街でもあり楽器博物館がありますのでそちらへ足をのばしてみましょう。
浜松市楽器博物館
日本・世界の様々な楽器が展示されている博物館で、音楽好きなら数時間はあっという間に立ってしまいそうなほど展示品が充実しています。





浜松駅に戻って今回の旅の拠点となる名古屋へ向かいます。浜松駅横のアクトシティ浜松には、楽器の街浜松らしく”ショパンの丘”なる広場が設けられていました。

名古屋駅では、とりあえずホームの名物きしめんをいただいてからホテルへ。明日は名古屋近郊島旅です。



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