沖縄本島は各地に見どころがあります。沖縄で観光するときの足は何と言ってもレンタカーになりますが、実は公共交通機関が不十分というわけでもありません。沖縄は、電車は那覇市のゆいレールがあるだけですがバス網が結構充実しています。もちろん人口が多くない地域は本数に限りがありますが那覇市と名護市を結ぶバスは高速バスと路線バスがともに走っており、しかも路線バスも日中1時間に2本走っていることは意外と知られていないかもしれません。今回は沖縄北部観光の拠点・名護市まで那覇空港から往復バスを利用した2023年2月の訪問記を紹介していきます。
お得な沖縄路線バス周遊パス
沖縄本島の大部分の路線バス(チケットによってはモノレールも)が乗り放題になるOTOPaは、JRの青春18きっぷの沖縄バスバージョン。観光目的で沖縄訪問する沖縄県外在住者むけのものになります。高速バスと一部路線は対象外ですが、沖縄本島の大部分の路線がカバーされていて、今回の私の旅のように目的地が名護のようにある程度距離のある場所であれば1日2本乗れば元がとれてしまうくらいのお得な周遊パスです。しかも2023年2月はキャンペーン期間中で那覇空港と名護市を単純に乗るだけでも元が取れてしまう価格。これは使わない手はありません。高速道路を利用する路線に乗車できないのが唯一の泣き所ですが、移動も旅行の一部として楽しめる方、青春18きっぷの旅が好きな方であれば自信を持ってお勧めできる移動手段です。購入場所はいくつかありますが、那覇空港の観光案内所で購入することができるので、沖縄到着後すぐに買うことができます。
那覇空港ー名護路線はルートも素晴らしい
特に名護市へ向かう方にバス旅をお勧めできる大きな理由は、周遊パスによる価格的な魅力もさることながら、名護へ向かう120番バスが通るルートにあります。この路線は沖縄らしさがつまった路線なのです。那覇空港を出たバスは沖縄バスターミナルを経由して(一部を除き)まず那覇市の中心街、国際通りを通っていきます。那覇市を抜けて嘉手納付近では周りが米軍基地という、良い悪いは別にして沖縄らしい光景の場所を通過していきます。読谷村から恩納村に入るあたりからは沖縄本島西海岸のリゾート地帯を走る絶景区間が長く続きます。リゾート区間が終わると間もなく名護市の中心街。沖縄は特に那覇市中心は渋滞が多く定時制はあまりよくはありませんが、120番路線は日中でも1時間に2本は運行してくれているので使い勝手もよいです。
那覇ー名護バス旅行訪問記
2023年2月、那覇ー名護の往復にバスを利用して途中のみどころを周ってきました。名護へ向かう、名護から那覇へ戻るときのモデルルートを見どころの写真とともにどうぞ。
座喜味城跡
座喜味城は築城家として名高い護佐丸が築いた城として続日本100名城にも選ばれ、世界遺産にも選定されている城跡です。座喜味城跡の最寄りのバス停は座喜味で、名護へのルートである国道58号線からちょっとはずれていて120番バスは通りません。那覇バスターミナルで29番バスに乗り換えて座喜味へ向かいます。29番バスは本数が少ないので注意が必要です。バス停から城跡までは徒歩10分ほど。座喜味城跡ユンタンザミュージアムにコインロッカーがあるので移動中の荷物はそこに一時保管ができます。



座喜味城跡の周りには遊歩道が整備されていてお散歩道としてぶらりと歩くのも面白いです。



29番バスは非常に本数が少ないため、帰りは120番バスの最寄りのバス停、喜名まで行くことになると思います。徒歩だと40分前後、タクシーだと1000円前後でバス停まで着きます。120番バスでリゾート地帯の絶景を楽しみながら名護へ向かいましょう。
ブセナリゾート
名護からの帰路はリゾート地帯に立ち寄りつつ那覇へ戻ります。ブセナリゾートの海中公園は、リアル水族館。入場料はちょっと高めではありますが、海中に泳ぐ魚をダイレクトに見ることができます。ブセナリゾート前バス停から徒歩5分ほどでブセナリゾート入口に着きます。ここは荷物を預けるところがないのであまりにも大荷物の場合はバスで来るのは荷物の処置に困るかもしれません。




万座毛
恩納村役場前バス停から徒歩7-8分で万座毛に行くことができます。琉球石灰岩の断崖から望む東シナ海は絶景。コインロッカーがあるので荷物を預けることができます。


120番バスはほかにも琉球村や真栄田岬(ここはちょっと歩く)、アメリカンビレッジなどの見どころを通るので周遊パスを使って思う存分観光ができます。
おまけ
非常に特徴的な建物の名護市役所

名護市は北海道日本ハムファイターズのキャンプ地。キャンプをちょっとだけ覗いてきました。



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