五島列島の有人島の1つ、久賀島は島全体が世界遺産・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成要素となっている島です。人口300人足らずの小さな島は、かつて長崎の外海地区からキリシタンが多数移住してきて教会を建て、久賀島の代表的な観光スポットである旧五輪教会堂は2度の解体の危機を乗り越えて今にその姿を残してくれています。
アクセス 島内交通
福江島から旅客船(1日2‐3本)とフェリー(1日1‐2本)が出ていて所要約20分。
島内のバスは本数が極端に少なくレンタカーがないと港でいきなり立ち往生になるので注意です。タクシー会社はあるものの常に対応できるとは限らないので島内の足は事前に確保しておきましょう。
福江島から旧五輪教会堂等へのツアーはあるので個人で島内の足の手配が面倒な方はツアー参加も検討してみるとよいでしょう。
旧五輪教会堂
久賀島最大の見どころの旧五輪教会堂は、人里離れた海岸に立つ趣ある教会。港から車で30分前後、そこから徒歩で10分ほどかかります。見学は事前に連絡が必要ですので忘れずに連絡しておきましょう。




旧五輪教会堂の特徴の1つは、窓に雨戸がついていることでしょう。写真で分かる通り木の雨戸があり、台風などから守ってきました。ここは内部の写真がOKでしたので内部の写真もいくつかどうぞ。



五島列島の教会群の中でも雰囲気が好きな教会でした。
折紙展望所
久賀島で一番眺望の良い場所で、展望所のところまで車で行くことができます。五島列島は海岸線が入り組んで複雑で、どの展望所からも絶景を楽しむことができます。



牢屋の窄殉教記念協会
明治初期、五島崩れと呼ばれる殉教事件があり、この場所で拷問が行われ多数の殉教者が出ました。この事件は欧米諸国の反発を招き、明治初期のキリスト教禁止高札撤廃へとつながっていきました。



久賀島観光交流拠点センター
久賀島集落の中にある拠点センターでは久賀島の歴史などの展示があります。

浜脇教会
港近くの浜脇地区にある教会。白色がまぶしい。


今回の久賀島めぐりは、9:30久賀島着の船で到着して12:30発の便までの3時間でした。3時間だとかなり急いで回って上記みどころを回りきれるくらいです。ほかに潜伏キリシタン資料館などが久賀島の見どころとしてありますが、資料館も周りたい場合は最終便の船まで時間を取ったほうがよいでしょう。久賀島は基本的に食事をとれる場所がないので長時間滞在する場合は島特有の昼食難民にならないように注意が必要です。


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