私はJR全線完乗しているほどの鉄道好きではあるのですが、宗谷本線は特に名寄以北の本数が極めて少ないことと、現地での足に困ることから、豊富温泉への往復は旭川空港からレンタカーでの移動にしました。往復の宗谷路の紹介の第一弾は道の駅編。かつて鉄道が中長距離の移動の主役であった時は鉄道駅が担っていた町の玄関の役割は、車社会となった今は道の駅にとって代わりつつあります。
絵本の里けんぶち
剣淵町は、宗谷本線の優等列車はすべて通過してしまうなど、宗谷本線沿線中では影の薄い自治体の印象がありますが、旭川方面から北に向かうと、最初にある道の駅 絵本の里けんぶち があります。剣淵町にある絵本の館からとった名称で、道の駅にも軽く絵本が置いてありました。
羊のまち 侍・しべつ
剣淵町のお隣士別市は、名寄市と並んで旭川ー稚内間にある数少ない市の１つ。剣淵が絵本を売りにしていたのと同じように名称には士別市の売りの名前が付けられています。サフォークの町士別は羊が有名なほか、「しべつ」の名称は北海道各所にあることから士別市は武士の士を使っているので侍の名前が付されました。道の駅は市の真ん中にあり人気の高い道の駅の１つとなっています。
もち米の里☆なよろ
名寄市は、宗谷本線沿線中最大の都市。道内一のもち米の生産量を誇り道の駅の名称にも取り入れられています。場所は名寄市街地よりは少し南側にあります。
なかがわ
名寄以北になると、人口希薄ないし空白地帯が増えてきます。中川町は人口1,000名強の小さな自治体。北の大河天塩川に沿った自然豊かな地域です。
おまけ 美瑛町クリスマスツリーの木
帰路、帰りの飛行機まで少し時間があったので、旭川空港から近い美瑛町に立ち寄りました。夏の美瑛町は以前こちらで紹介しましたが、そのとき訪問していなかったクリスマスツリーの木と呼ばれている見どころに寄ってきました。雪がありながらも豪雪ではないこの時期は見学にはちょうど良い季節かもしれません。クリスマスツリーの木の周辺は駐車禁止になっているのですが、お構いなしに車が多数止まって渋滞していましたが、渋滞のおかげで駐車することなく見学をすることはできました。訪問時は絶対に周辺の方に迷惑にならないようにして見学するようにしましょう。
今回は宗谷路道の駅の紹介でした。鉄道駅の紹介は、秘境駅編、分岐駅編で紹介します。
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