ちょうど梅雨の明けた沖縄への旅。はじめの目的地は那覇から60kmほど北西に位置する粟国島です。梅雨明けで熱中症アラートの出る気候でしたが、それだけ好天に恵まれたともいえる今回の旅は、沖縄らしさを満喫できるものでした。
アクセスと島内交通
那覇の泊港からフェリーが1日1便。その他航空便も週3便ほどあります。日帰りだと滞在時間が2時間程度になってしまうので1泊するのがおすすめ。粟国港はうねりにあまり強くない港で今回の旅も那覇行きのフェリーは繰り上げ出航となっていましたので、なおさら1泊しないとただ那覇と粟国を往復しただけになってしまうこともあり得ます。
島内にはコミュニティーバス(大人100円)が1日7便ありますが住民が港や役所などへ行くためのものなので観光では使いづらいです。乗り合いタクシー(大人200円)が1台ありバスの走っていない時間をサポートしています。徒歩でも回れる大きさの島ですがアップダウンはあるので自転車をレンタルする場合は電動自転車がお勧めです。今回の旅では炎天下ではありましたが徒歩で頑張って島を回りました。
粟国港
粟国島の玄関口・粟国港へは那覇泊港からフェリーで2時間ほど。お昼前に粟国港に到着します。今回の宿は港からすぐの民宿風月。到着後すぐにチェックインすることができます。


粟国村観光協会
チェックインを済ませたら、まずは港から徒歩5分ほどのところにある粟国村観光協会へ行って情報収集。粟国島は観光地化されている島ではないので、特に食事できるところを何はともあれ確認しておくことが大切です。観光協会では食事を出してくれるので、お昼は観光協会でいただくことにしました。



観光協会から徒歩1分のところには、沖縄戦で亡くなった方の慰霊碑があります。粟国は特に重要な軍事施設などなかったのですが、米軍はここにも容赦なく攻めてきていました。

粟国の中心集落
粟国島は港付近の浜地区、中心集落の東地区、みどころの多い西地区から構成されています。小中学校や役場、郵便局などはすべて東地区に集まっています。




中心集落を歩いていると拝所がところどころにあります。徒歩だとこういった小さな見どころを見逃さないのは良いところです。


西御願の植物群落
中心集落から洞寺に向かう途中に植物群落があります。ハブのいる島なので中にはちょっと入れませんが県の天然記念物に指定されている群落です。


洞寺(てら)公園
無料で見学できる鍾乳洞で、無料ながら歩道が整備されライトアップもしっかりされていて、粟国の見どころの1つになっています。雲水という僧侶が修行の場としていたという鍾乳洞で、洞窟のエリアに入った瞬間に空気が一変します(外が炎天下で洞窟内は涼しいためですが、本当に空気が変わったように感じられます)。






松尾御嶽のイシダイの木
洞寺を後にして、粟国一番の景勝地筆ん崎に向かいます。途中に村の天然記念物になっているイシダイの木があります。イシダイの木から少し進むと番所跡と奥浜牛の碑があります。



喫茶まはなで一休み
筆ん崎まであと少しの場所に、炎天下にはオアシスのような喫茶店があります。パークゴルフ場もある場所にある喫茶まはなで一休み。宇治抹茶プリンと粟国の黒糖のアイスをいただきました。生き返る~



筆ん崎
島の南西端にある、火山灰が積み重なってできた絶壁、筆ん崎。絶壁の上には展望台があり慶良間諸島を見渡すことができます。





ヤヒジャ海岸
筆ん崎から海岸沿いを東へ歩いて行くとヤヒジャ海岸に着きます。様々な地層を見ることができる場所で、筆ん崎の絶壁の様子はここから眺めると分かりやすいです。




東ヤマトゥガー
ヤヒジャ海岸からさらに東へ進むと東ヤマトゥガーへ到着。2枚の割れ岩は離島ではときどき見かける神秘的な景観。沖縄本島の斎場御嶽にも似ているかもしれません。



民宿風月で1泊
東ヤマトゥガーの見学を終えたら初日の観光はおしまい。港近くの宿へ戻ります。



粟国の東海岸
翌日の午前中は、昨日行かなかった島の東側を回ります。まずは港から数分歩いたところにある観音堂から。

ナビィの恋ロケ地(西の浜)
1999年公開の映画のロケ地が島の南東海岸にあります。現在は整備されていないので道路から眺めることになります。


西の浜からウーグの浜へ向かう途中にも御嶽があります。


ナカタキのあたりは木々の中の遊歩道がありそこを進むと雰囲気も良いです。

ウーグの浜
全長1kmある粟国一の自然浜。


ウーグの浜の入り口のところには、モンパの木の群落があります。

島の北端には沖縄海塩研究所があり事前の予約で見学もできるようです。時間の余った方は行ってみても良いかもしれません。
粟国島の最後は、観光協会に戻って粟国のジェラートをいただいて締め。1泊で主な見どころは徒歩でも回ることのできる島です。

1日1便の那覇行きフェリーで那覇へ戻り次の目的地、渡名喜島を目指します。


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