西表島と由布島

旅行
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世界自然遺産になっている西表島は、その手つかずの自然を求めて多くの観光客が訪れる八重山諸島の中でも人気のある島。以前西表島を訪問した時はその自然と触れ合うトレッキングツアーに参加しましたが、今回は西表島の代表的な観光スポットの1つである由布島を目的地の旅になります。トレッキングやマリンスポーツ以外は基本的にツアーではなく個人で訪問するのが好みなのですが、由布島へ渡る水牛車乗り場までの移動や水牛車の時間などはツアー参加のほうが圧倒的に効率が良いので今回はツアーを利用しての旅となります。

西表島と由布島の歴史

沖縄の島々はサンゴの島が多く平地の多い島が多いのですが、西表島は沖縄の島には珍しい山の多い島。かつてマラリアが流行って開発が遅れたことで手つかずの自然が残り、世界自然遺産登録へとつながったのですから不思議なものです。マラリア流行のおり、蚊が生息していなかったことから絶好の避難場所となっていたのが由布島。多くの移住者が由布島に住み学校もできるほどの島となっていたのですが、昭和44年の台風で甚大な被害が出たことから移住者たちのほとんどは西表島に新たな拠点を求めていきました。その中で由布島に残った家族が由布島を南国の楽園とすべく島ごと植物園を作り始めました。今では年間20万人もの観光客が訪れる西表島の一大観光スポットとなっています。

石垣港から西表島へ

八重山諸島への旅はいつもの石垣港から。今回のツアーは西表島までの足は通常のフェリーを使用するのでいつものようにフェリーへと乗り込みます。

石垣港に停泊中の西表行き高速船
西表島大原港(西表島の南側の港)までは40‐50分の所要時間

西表野生生物保護センター

大原港到着後はツアー専用のバスに乗り換えてまずは西表野生生物保護センターへ。

西表野生生物保護センター
西表野生生物保護センター イリオモテヤマネコを始めとした野生生物たちの展示を見ることができます

水牛車で由布島へ

西表野生生物保護センターに立ち寄った後は水牛車乗り場に向かい由布島へ。

向こう側の由布島まで水牛車で渡ります

島旅をしていると船で海を渡ることは多くありますが、水牛車で海を渡るのはやはり珍しい経験。

水牛車でゆっくりと海を渡っていきます
水牛車でゆっくりと海を渡っていきます

由布島

由布島へは水牛車で渡るのが一般的ですが、徒歩で海を渡ることも禁止されているわけではありません。由布島は全体が植物園になっていてその入場料を払って歩いて行くことをスタッフさんに告げれば、上の写真で見えていた電柱沿いに歩いていく人もなかにはいるようです。
今回のツアーでは由布島で昼食付のツアーだったので由布島到着後はまずはレストランを目指します。

由布島水牛車乗り場の近くには水牛の池があり多くの水牛がいます
水牛の碑
島全体が植物園として整備されていています
ビュッフェ形式の昼食はなかなか多くの食材がありました

由布島滞在時間は昼食込みということを考えるとそこまで長くはなかったのですが、1人参加でしかも早食いのおかげ(?)で島全体を回る時間を確保することができました。

南国らしい植生がみられます
南国らしい植生が見られます
かつてあった小中学校跡地 門だけが残っています
タコノキ
水牛車乗り場の反対側からは八重山諸島を見渡すことができます
島の奥にあるカフェでデザートのアイスを購入
海を眺めながらアイスをいただきます
ブーゲンビリア
蝶々園
蝶々園
遊び場

由布島を1周したあとは、再び水牛車で西表島へ

西表島と由布島の浅瀬は歩いても通ることができるくらい浅い

マングローブクルーズ

今回のツアーでは西表に戻った後はマングローブクルーズが組まれています。大原港からクルーズ船にのって仲間川のマングローブクルーズ。船に乗り込むときはこの地域特有のスコールのような大雨でしたが幸いクルーズ中は雨があがってくれました。マングローブという木があるわけではなく、汽水域に生息する木の総称がマングローブで木の名前はオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなど数種の木があります。根っこの部分の違いで見分けることができます。

仲間川マングローブ
仲間川マングローブ
仲間川マングローブ
仲間川マングローブ
仲間川マングローブ
雨上がりで虹がでました

マングローブクルーズが終わると大原港から石垣に戻って今回のツアーもおしまい。西表・由布島の代表的なツアーの紹介となりました。明日からは天気予報がずっと雨予報なので雨の石垣島の様子をお届けすることになります。


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