大阪・四条畷と大東市にまたがる飯盛山は、戦国期織田信長に先駆けて天下人となっていた三好長慶が最後に居城とした山城でした。畿内最大級の規模を誇る山城は、現在はハイキングコースとして整備されていて、大阪からのアクセスの良さもあって気軽に訪れることのできる本格的な山城跡となっています。
アクセス
電車でのアクセスはJR学研都市線の四条畷駅もしくは野崎駅が最寄り駅。今回は四条畷からの登城ルートを選びましたが、四条畷からのルートは山頂までの距離が短い分勾配が険しく結構上るのは大変なので注意が必要です。
四条畷神社
四条畷口の登城のスタートは四条畷神社から。





視界270度の眺望
急こう配を登って行くと山頂前に開けた場所があり、270度の眺望の景観の良い場所に出ます。




270度の眺望エリアから山頂へ向かう道はいよいよ飯盛城の遺構が多く残っているエリア。
石垣と堀切
三好長慶が飯盛城を居城とした年代は永禄年間で、当時の山城に石垣が用いられることは稀な時代でしたが飯盛城には石垣跡が残っていて見どころになっています。



御体塚
三好長慶は永禄7年(1564年)に飯盛城で亡くなっています。その死は秘匿されこの岩場に埋葬されたと伝わっています。

山頂
山頂の本郭部には展望台があり天気が良ければ淡路島まで見渡すことができるそうです。


楠公寺
山頂から野崎方面に下っていくと楠公寺があります。四条畷の戦いで散った楠木正行をはじめとする戦死者を祀るお寺です。

千畳敷
山頂本郭の南側の広い空間は千畳敷とよばれ、茶道具などが出土している場所になります。三好長慶はこの場所で茶の湯を楽しんでいたのでしょう。


下山ルートに注意
野崎方面に下山していく道はいくつかあり、竹林コースを選んで下山していきました。

なかなか雰囲気のあるコースではあったのですが、2026年2月現在、湧き水が流れている場所があるなど万全の整備がなされたハイキングコースというわけではなく、しかも下から竹林コースが分かれる場所には「危険立ち入り禁止」の看板が・・・山頂から下山するときにはそのような看板は見当たらなかったので要注意です。
つり橋と野崎観音
野崎口の登城道入口付近にはつり橋と野崎観音があります。






今回紹介の飯盛山ハイキングは所要2‐3時間といったところ。大阪中心部からのアクセスも良く、半日ハイキングを楽しみながら山城を堪能することができます。


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