ザルツブルク音楽祭のように、超有名な音楽祭で着飾ったセレブが来場するものであっても、表向きドレスコードは設定されていません。現に筆者はかつてザルツブルク音楽祭でエディタ・グルベローヴァのリサイタルを最安値の席で鑑賞したときは、町歩きのときと変わらない格好で行ったこともありましたが特に注意を受けることはありませんでした(もっとも、周りはそれなりに正装をしている人ばかりなのでそれが気になる方は正装をしていったほうが良いかもしれません)。しかし、今回紹介するグループ・オペラフェスティバルはドレスコード指定のある音楽祭になります。ビシッっと決めて雰囲気から楽しみましょう。
音楽祭のなりたち
1934年に創設者のJohn ChristieがソプラノのAudrey Mildmayと出会ったことがきっかけだそうです。この優雅な私設の音楽祭は、公的援助を受けることなくサポートメンバーと寄付によって運営されています。
音楽祭の特徴
グラインドボーンオペラフェスティバルの大きな特徴は2つ。1つ目はドレスコードが指定されていること。そして2つ目は幕間に90分もの長い休憩が入ること。敷地内に2か所あるレストランで食事をとる、もしくは敷地の広大な庭でピクニックとしゃれこんで持参の飲み物や食べ物で夕食をとる、といった優雅な休憩を過ごすことになります。
チケット入手難易度
私設音楽祭でメンバーが支えているこの音楽祭は、チケットの優先購入権が与えられるメンバーのリピート率が高いことから、チケット入手は簡単とは言えないですが、発売と同時に完売ということはないので、早めに動けば個人での入手も十分可能です。
音楽祭の内容
毎年数演目のオペラが上演されます。ロンドンフィルがレジデントオーケストラでソリストのレベルも高く音楽的にも満足いく演奏を聴くことができます。
アクセス
ロンドンから電車で1時間ほどのルイス(Lewes)駅が最寄り駅。ロンドンからの列車の到着に併せて連絡バスを走らせてくれます。バスの予約の詳細はチケット入手時に確認してください。なお、私はイギリス南部を観光してロンドンとは逆方向からルイス駅に入りましたが、逆方向の列車に対して連絡バスはありませんので、そのときはタクシーで現地まで向かいましょう。
世界で最もフォーマルな音楽祭、一度行ってみてはいかがですか?


コメント