伊豆諸島の旅2島めは、式根島。徒歩で回れるくらいの小さな島の中に露店温泉が3つもある海中温泉の島です。
アクセスと島内交通
竹芝桟橋から高速船かフェリーで渡れるほか下田からフェリーのルートもある。また新島との間には連絡船にしきが1日3往復あるので新島拠点で日帰り観光の選択もあります。
外の島からみた式根島は平坦にみえますが、海岸線以外は少し高台になっていて思ったよりはアップダウンがあるので、周囲12kmほどの小さな島ということも加味すると徒歩でも十分島を回ることができます。レンタカーとレンタサイクルショップは島内にある。
3つの海中温泉
式根島のハイライトはやはり海中温泉。神津島から午後の高速船で式根島に渡ってきた初日半日は、海中温泉を巡ります。
地鉈温泉
断崖の間にある秘湯・地鉈温泉は、鉈で割ったような地形から名づけられています。泉質は硫化鉄泉で神経痛や冷え性の効能があり内科の湯とも呼ばれています。地鉈温泉に向かう道の途中には湯加減の穴があり穴からは暖かい風が吹いています。



入口から温泉まではそこそこの高低差があります。帰りは少し大変。


温泉は水着着用。近くにシャワーや更衣室などはありません。海水と温泉が混ざり合ってちょうどよい湯加減の場所を探して入ります。秘湯感満載の地鉈温泉は温泉マニアにはたまらない場所と言えましょう。
足付温泉
地鉈温泉から遊歩道(結構歩きづらい箇所もあります)が足付温泉までつながっていて、途中足地山展望台へ立ち寄ることができます。

足付温泉は、近年適温になるのが年に数日程度になってしまったとのことで、訪問日も湯温はかなり水に近かったので入浴は断念。

松が下雅湯
足付温泉から海岸沿いの遊歩道で松が下雅湯まで行くことができます。松が下雅湯は、シャワーや更衣室も備えてあり、地鉈と足付が自然そのままという感じに比べると入浴しやすい環境が整えられています。しかも無料なのがうれしいところ。


式根島の3つの露天温泉は、いずれも水着着用での入浴。松が下雅湯以外は更衣室がないのであらかじめ水着を着た状態で訪問すると楽です。24時間無料で入ることができるので式根島訪問の際は何はともあれ行っておきたいところです。近くに憩いの家という温泉施設もあるのですが訪問時は残念ながら改修中で入ることができませんでした。
3つの温泉を巡って式根島1日目は終わり。



遊歩道をトレッキング
2日目午前中は島西部のハイキングコースを歩きます。島のほぼ中央にある宿から徒歩でハイキングコースを回って2時間少々のトレッキングを楽しみます。ハイキングコースは場所によっては蜘蛛の巣天国だったので、キノエダ(攻撃力1、耐久力1)を装備して蜘蛛の巣を払いながら歩きます。


木々の中から突然荒涼とした景色の広がる唐人津城は、ハイキングコースのハイライト。



複数ルートあるハイキングコースの終点の1つは昨日訪れた地鉈温泉の近く。丸1日式根島を楽しむならハイキングの後に温泉巡りもお勧めです。
温泉とトレッキングで式根島を堪能した後は、連絡船にしきで新島へ向かいます。



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